ビジネス良書選

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    でんかのヤマグチさんが「安売り」をやめたワケ
    山口 勉 (著)
    価格: ¥ 1,300
    でんかのヤマグチさんが「安売り」をやめたワケ

    山口 勉 宝島社 2010-11-15
    売り上げランキング : 210773
    by ヨメレバ


    著者はマスメディアでも頻繁に取り上げられている
    町田市のパナソニック専売店
    「でんかのヤマグチ」の経営者です。

    本書では半世紀の間、
    時代の荒波のなかで、
    安売りが蔓延しても「高売り」で
    生き延びてきたヤマグチ流の商売について
    書かれています。

    内容の一部をご紹介します。
    ・商売をやる人は
     神経質ぐらいでちょうど良い。

    ・売り上げで物事を考え計画するのではなく、
     粗利額で考えて商売すること。
     社員の評価や給料も、
     売った商品の粗利で計算する。

    ・優良顧客と優良顧客になる見込みのある顧客だけを残し、
     5年間購入がないお客様、
     支払いが滞りがちなお客様、
     トラブルがあったお客様などを削除していき、
     顧客を絞り込むこと。

    ・顧客を絞り込むことで、
     優良顧客になる見込みのある顧客に
     しっかりサービスすることができる。

    ・毎日決算を行い、
     各社員の粗利を確認し、
     反省すること。

    ・一人のお客様でも、
     一日の中で、まるで人が変わったようなことを
     言っていたりすることがある。
     そうしたちょっとした変化や違いに気付くということは、
     接客、お客さんをもてなすために必要だ。

    ・大型量販店よりも、
     高い値段で買って頂くその代わりに
     お客様の「ワガママ」にも丁寧に応える。

    ・お客様は「安くする」と連呼されると
     「ビンボーに見られたのかな」と感じる。
     逆にハイグレードな商品を上手く説明すると
     「うちはお金がないのに、
      よっぽどお金持ちに見えるのかな」と思う。
     お客様はビンボーよりもお金持ちに思われている方が
     気持ち良く感じるものである。

    ・買ってくれるお客様は
     10人中2~3人でいい。
     買わない7~8人にマイナスになることを
     言われないようにすることが大切だ。

    ・お得意さんを大切にしていれば、
     新規のお客様は必ず増えるものだ。
     そして、良客は良客を呼ぶ。

    ・目先の数字や売り上げに一喜一憂したり、
     売れないからと新規開拓にやみくもになるのではなく、
     「お客様のために自分が何ができるのか」という
     原点をいつも忘れないようにすること。

    ・お客様が困っていたら事の大小に関わらず、
     トンデ行き、普通のお店ではやらない事をやる。
     その積み重ねで信頼は生まれる。

    ・「売ろう、売ろう」という気持ちは
     お客様に見抜かれてしまう。
     
    ・「自分はお客様にどんな商品を提供でき、
     どんなニースに応えられるか?」
     「どうやってお客様を喜ばせよう?」
     ということを考えて接客すること。

    ・正直な商売をやっていると、
     お客様も正直でおだやかな性格の人が
     多くなってくる。


    安売り競争の大型量販店に
    囲まれながらも、
    「常識」を疑いながら、
    道を切り開いていった
    著者の姿勢は、
    多くの企業にも参考になります。

    特に価格でなく、価値で選ばれる会社にしたいとお考えの
    経営者の方にヒントとなる一冊です。


    でんかのヤマグチさんが「安売り」をやめたワケ

    山口 勉 宝島社 2010-11-15
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    by ヨメレバ
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    イリ
    • Author: イリ
    • 元書店員。
      ビジネス書を中心に様々な書籍を
      ご紹介します。

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