ビジネス良書選

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    夜と霧
    ヴィクトール・E・フランクル (著), 池田 香代子 (翻訳)
    価格:¥1,575(税込)
    夜と霧 新版夜と霧 新版
    ヴィクトール・E・フランクル 池田 香代子

    みすず書房 2002-11-06
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    著者はユダヤ人の精神分析学者。
    著者みずからのナチス強制収容所での
    体験が記された本です。

    客観的で冷静な目線で
    極限におかれた人々の心理状態
    を分析されています。

    内容の一部をご紹介します。
    ・繊細な被収容者のほうが、
     粗野な人びとよりも収容所生活によく耐えた。

    ・もともと精神的な生活をいとなんでいた
     感受性の強い人びとが、
     その感じやすさとうらはらに、
     収容所生活という困難な外的状況に苦しみながらも
     精神的にそれほどダメージを受けないことがままあった。

    ・人は、この世にはもはやなにも残されていなくても、
     心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、
     ほんのいっときにせよ至福の境地になれる。

    ・非収容者の内面が深まると、
     たまに芸術や自然に接することが
     強烈な経験となった。
     この経験は、世界やしんそこ恐怖すべき状況を
     忘れさせてありあまるほど圧倒的だった。

    ・ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。

    ・人は強制収容所に人間をぶちこんで
     すべてを奪うことができるが、
     たったひとつ、あたえられた環境で
     いかにふるまうかという、
     人間としての最後の自由だけは奪えない。

    ・自分を待っている仕事や
     愛する人間にたいする責任を
     自覚した人間は生きることから降りられない。
     まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、
     ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。

    ・私たちが過去の充実した生活のなか、
     豊かな経験のなかで実現し、
     心の宝としていることは、
     なにもだれにも奪えない。

    ・人間が生きることは、つねに、
     どんな状況でも、意味がある。
     この存在する意味は苦しむことと死ぬこと、
     苦と死をもふくむのだ。

    ・人間とは、ガス室を発明した存在だ。
     しかし同時に、ガス室に入っても
     毅然と人間らしい祈りのことばを
     口にする存在でもあるのだ。


    過酷な状況にさらされながらも、
    人間らしさを失わなかった著者の
    偉大さに心を打たれます。

    人間の強さと生き方について
    考えさせられる一冊です。

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    イリ
    • Author: イリ
    • 元書店員。
      ビジネス書を中心に様々な書籍を
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