最強のブランドをつくるために
マーティ・ニューマイヤー (著), 千葉 敏生 (翻訳)
価格: ¥ 1,470
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ありふれたモノの中から、
選ばれるブランドを生み出すための
考え方がまとめられた本です。
直感的に理解できるように、
ページの中に図が
多用されており、
デザインも非常に優れています。
内容の一部をご紹介します。
・現代の真の競争相手は、
直接的、間接的な競争商品ではなく、
市場の極度の「氾濫」である。
・似たような商品があふれかえる市場において、
消費者が求めているのは
機能やメリットではなく、
集団としてのアイデンティティなのだ。
「この商品を買ったら、
どんな自分になれるんだろう?」
消費者はそう考えいる。
・商品やサービスが極度に氾濫する現代においては、
差別化だけでは不充分だ。
必要なのは、「過度の差別化」なのだ。
・はっきりとさせなければならないのは、
あなたのビジネスは何か、
つまり核となる目的は何かということだ。
核となる目的というのは、
「単なるカネ儲けを超えた
企業の根本的な存在理由」のことだ。
・ブランドは、
すべての人が貢献し、
すべての人が恩恵を受ける
生態系の一部である。
・ブランド名は、
①競走他者と異なり、
②簡潔で
③適切だか、説教調でも一般的でもなく、
④スペルが簡単で、
⑤発音しやすく、
⑥言葉遊びのできる名前で、
⑦法的に保護しやすいものでなければならない。
・唯一性は、過度の差別化を
デザインするための枠組みとなる。
簡潔な唯一性の文章を完成させてみよう。
「私たちのブランドは、( 過度の差別化の内容 )、
唯一の( カテゴリー )である」。
・強力なポートフォリオを構築するうえで
重要なのは、引き算だ。
過度の差別化と整合しないブランドや
サブブランドは切り捨てなければならない。
強いブランドをつくるための重要な情報が
薄い本の中に濃縮されいます。
特にマーケティングのお仕事されている方や、
お店や事業を営んでいる方に
おすすめの一冊です。
- 2010/05/26(水) 17:38:44|
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