内藤 誼人 (著)
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ちょっとした心理テクニックを紹介している本。
内容の一部をご紹介します。
・全力で仕事をしてはいけない。
一生懸命仕事するのは大切だが、
自分の限界を超えて仕事をしていると無理が出る。
・無茶な頼みごとをされて、「無理だ」と思っても
とりあえず動いてあげよう。
口ではなく、行動によって無理だとわかってもらえれば
納得してもらいやすい。
・人の3倍働くフリをしよう。
人は頑張っている人にさらに鞭を打つようなことはしづらい。
あなたが努力する姿は、物事がうまくいかなかったときの
「保険」のような働きをする。
・お客様に謝るときは
一人で謝るより、人数をそろえたほうがいい。
たくさんの人が出てきたほうが、
「軽い気持ちではない」ということをアピールできる。
・お客様の苦情を聞く部屋では、
できるだけ大きな「鏡」を置いておき、
そこに相手の顔が映し出せるようにしておこう。
鏡に映った自分の顔を見ると、
人は少なからず冷静さを取り戻す。
・自己懲罰傾向の考え方ばかりしていると、
仕事が面白くなくなる。
何かうまくいかないときには、
心の中で「俺のせいじゃないもんね」と考えよう。
・皮肉や悪口を言われたときは、
軽口で冗談っぽく切り返そう。
反撃すれば、いじめはやむ。
・冗談などでしっぺ返しするときは、
したり・しなかったりではなく、
「100%必ずやり返す」ことが重要である。
100%のしっぺ返しをすると、
「こいつは手ごわい」とパワフルな印象を与えられる。
・お詫びをしたり、悪い報告をするなら、
午後2時がいい。
相手が「ぼんやり」している時間帯だ。
・人脈を広げるためには、
相手にとってトクと思われることをしてあげるのが一番だ。
相手が一番欲しがっている情報をあげよう。
・ターゲットとする人物に近づこうとするときには、
少し回り道をして、相手の家族や知人と友達になっていくのも
よい作戦である。
・だれとでも親しく付き合える人は、
相手の長所を探すのが得意で、
欠点は無視できる人だ。
人間関係を楽にするための
雑学が詰まっています。
読み物としても楽しめる一冊です。
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「人たらし」のブラック謝罪術―下手に出ながら相手の心をつかむ方法

