日本株独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法
堀 哲也 (著)


リーマンショックで1500万円まで
増やした資金を60万まで減らした後、
7年で3億円にまで到達させた著者の
投資法が書かれた書籍です。
内容の一部をご紹介します。
・ヤフーファイナンス株式ランキングの中で
検索数が上位の銘柄をチェックしよう。
特に前日順位が低いにもかかわらず、
順位を上げてきた銘柄は投資対象になる可能性がある。
・株探をいうサイトで進捗率から見た
業績上方修正の有望銘柄を調べよう。
・売上と営業利益が年を追うごとに
増加傾向にある会社が、
投資対象ととして望ましい。
・営業利益に比べて経常利益が極端に高い銘柄は要注意。
・自分に見える情報から、
他のプレーヤーが何を考えているのか読み取ること。
・株を買う前に
過去の平均PERを使って
自分の中で目標株価を決めておくこと。
・株価は適正株価の2倍くらいが上限となることが多い。
・今までと比べて一日の値幅が大きくなり、
かつ出来高が急増したら売り時。
・自分と反対の意見にも耳を傾けること。
・株を買う時は必ず自分の言葉で
買う理由を書くこと。
何かあった時は、
理由が崩れていないか確認する癖をつけよう。
茶者がチェックする指標や、
便利なサイト、着目点などが具体的に紹介されており、
非常に参考になります。
株式投資の投資手法について
学びたい方におすすめの一冊です。
数字オンチあやちゃんと学ぶ 稼げるチャート分析の授業
小次郎講師 (著)


チャート分析を基礎から
解説してくれている書籍です。
平均移動線の解説から、
一目均衡表の見方まで、
対話形式で、
分かりやすく説明してくれています。
内容の一部をご紹介します。
・一目均衡表
転換線が基準線を上抜くと
買いシグナル。
下抜くと売りシグナル。
・先行スパン1が2を上抜けば、
大局下降トレンドから
大局上昇トレンドへの転換を示す。
・遅行スパンが価格線を
上抜けると買いサイン。
・基準線はもみあい相場の
中心になりやすい。
・先行スパン2は
長期間のもみあいの中心を示す。
・一目均衡表の5つの線で
一番最初に見るのは、
基準線だ。
初心者の方のみならず、
ある程度、投資を積んだ投資家の方にも
役立つ一冊です。
マーケットの魔術師【株式編】
《増補版》米トップ株式トレーダーが語る儲ける秘訣
ジャック・D・シュワッガー (著) 、増沢 浩一 (翻訳)


一流の成功したトレーダーの
インタビューを集めた書籍です。
一般的な個人投資家に
より身近な株式投資に
絞った内容です。
内容の一部をご紹介します。
・トレーダーを目指すなら、
全力でやるか、
一切やらないか、
そのどちらかだ。
道楽で手を出すべきではない。
・一夜にして医者や弁護士になれるはずもなく、
トレーダーも例外ではない。
・自社株買いか、インサイダーによる買いの
どちらかが行われていると、
株価の下方リスクは限定的となることが多い。
・トレーディングのアプローチを選ぶときは、
自分の性格に合った方法をとることが
不可欠である。
・失って困るカネでは
決して賭けをするな。
・考え得るあらゆる事柄への
対処法を用意しておくこと。
・物事を鵜呑みにせず、
すべてに疑問を持て。
・自分の過去のトレードを分析すること。
・成功するためには、
最初に決めたアプローチを修正していく
適応力だけでなく、
最初の考えが完全に間違っていたことを受け入れられる
柔軟性が必要だ。
投資をされる方以外にも、
ビジネスに役立つ考え方が
ぎっしり詰まっています。
優れた投資家を
目指す人におすすめの一冊です。
超優良株で資産をつくる! 世界一シンプルな投資戦略
「本物の投資」こそが日本を浮上させる!
山田 勉 (著)


カブドットコム証券マーケットアナリストの
著者による株式投資の基本が書かれた書籍です。
2008年という
かなり前の書籍なので、
著者の推奨銘柄の
会社が昔はどのような業績だったのか、
知ることができ、
それがかえって新鮮です。
内容の一部をご紹介します。
・長い目でみると、
株価は利益(EPS)と連動している。
・超優良企業を見分ける判断ポイントは、
業界で圧倒的な強さを持っているか、
伸びる市場を持っているか、だ。
・継続的な業績チェックこそ、
投資家としては欠かせない基本動作だ。
・年に1~2回起こる
「ちゃぶ台返し」をチャンスにしよう。
・25日騰落レシオが60%を
割り込んでくると、
かなりの高い確率で相場全体が底入れする。
・アノマリーでは、
8月、9月に株価が下落しやすく、
年末・年始や春先にかけて株価が
上昇しやすい。
・決算発表のピーク時である、
2月半ば、5月半ば、8月半ば、11月半ばに
安値をつけやすい。
フルカラーで読みやすい一冊です。
株で富を築くバフェットの法則[最新版]
ロバート・G・ハグストローム (著)、 小野 一郎 (翻訳)

投資家ウォーレン・バフェットの
投資手法について書かれた本です。
コカコーラ、
アメリカンエキスプレスなど、
バフェットが実際に行った投資事例も含めて、
詳しい解説がされています。
内容の一部をご紹介します。
・強い企業の特徴
1、社会で必要とされる。
2、代わりになるものを簡単には見つけられない。
3、政府の規制がない分野にいる。
・ダメな人間の組めば、
どんなよい案件も
うまくいくことはない。
・企業の2、3年前のマニュアルレポートを遡り、
将来の戦略に関する
経営者の読み、その後の実績を比較しよう。
計画はどれだけ実現されたか?
また、2、3年前と今の戦略を比較してみると良い。
・企業の業績を判断するには、
自己資本利益率を見ること。
・企業は借入金に頼らず、
高い自己資本利益率を達成すべきだ。
・バフェットは、キャッシュフローよりも
「オーナー利益」という考え方を好んで使う。
・「オーナー利益」とは、
純利益と減価償却費から
設備投資と予想される追加運転資金を
差し引いたものだ。
・オーナー利益÷長期国債利回り=事業価値
・高い利益率(営業利益率)は、
事業の強さと経営者のコスト意識を示す指標である。
投資スタンスのみならず、
具体的な財務に関する原則なども
紹介されています。
自ら企業を選び、
長期投資を行っていきたい方に
参考になる一冊です。